前回埋もれている歯を抜くリスクを、話しましたが、そのリスクを少しでも無くす方法があります。
二回法というやり方です。
二回法は、二回に分けて埋もれてる歯を抜く方法です。
では、二回法の説明をします。
- まず1回目に歯の頭部を削り、頭の部分だけ抜歯します。すると、取った部分だけスペースが出来ます。
- 3〜6ヶ月待ちます。その間に出来たスペース分歯が、動きます。
- 残りの歯を抜きます。以上。
スペースを作って歯を動かす事により、下顎にある太い神経から歯を遠ざける事が出来ます。
遠ざければ、麻痺のリスクがかなり下がりますね。
どれだけ下がるかというと、愛知学院の歯科大学のデータでは、1/10位下がっています。これは、凄い事ですね。
仮に前が90%であれば9%に変わったという事です。