子供の口内炎に気付いたら

こんにちは。京王八王子駅前歯科です。

今日は、お子様の口内炎についてのお話です。

お子様が「口の中が痛い」と訴えている方が、このページをご覧になられていることが多いと思います。

口内炎は、様々な原因で起こるものです。その原因を知って頂くためにご紹介したいと思います。

口内炎になる原因について

口内炎は内因的なものと外因的なものの2種類あります。

内因的な口内炎とは・・・

  • 「栄養バランスが悪い(ビタミン不足)」

栄養のバランスに偏りがあると口内炎になりやすいと言われています。

  • 「ストレス」

ストレスにより体の抵抗力が弱まり、口内炎になる事があります。

  • 「不規則な生活」

寝不足を始めとした不規則な生活は、体の抵抗力・免疫力を低下させてしまいます。

これが原因で口内炎になることがあります。

外因的な口内炎とは・・・

  • 「口呼吸」

口呼吸をすると口の中が乾き、口の中の粘膜が傷つきやすくなります。

また、乾燥している口の中はウイルスが活発に働きやすく、結果として口内炎になります。

  • 「ウイルス性」

「ヘルペス」や「手足口病」などのウイルスによる口内炎は、発熱なども伴うことが多いです。

  • 「火傷(やけど)」

熱いものを飲んでしまった場合、粘膜を傷つけ口内炎になります。

  • 「歯並び」

歯並びが悪いことで、歯が口の中の粘膜を傷つけてしまう事で口内炎になります。

  • 「外傷(がいしょう)」

口の周りをぶつけたりした際に、口の中が切れ、そこからばい菌などが入り口内炎になることがあります。

  • 「歯みがき」

歯みがきを強くなりすぎた事で粘膜を傷つけてしまった場合。歯磨きが十分ではなかったことで口の中のウイルスが減らず口内炎になる場合。などあります。

口内炎になったら

口内炎で泣く子供

高熱が出ている場合は、ウイルス性(ヘルペスや手足口病など)の可能性もあるので小児科に受診することをお勧めします。

それ以外の口内炎の場合は、小児歯科のある歯医者さんを受診してください。

市販薬の塗り薬でも良いですが、歯医者さんにもお薬がありますので、相談してみてはいかがでしょうか。

口内炎の時の食事について

口内炎で食べたくない子供

口内炎になっている時は、食べ物や飲み物がしみて嫌がる子も多いと思います。

食べられるのであれば刺激の少ない食事を与えるようにしてください。

また、熱いもの・冷たいものがしみますので、常温のものが良いでしょう。

食べ物の大きさは、できるだけ細かく切ったり、工夫してみてください。

痛がる場合は、無理に食べさせなくても問題はありません。

ただし、水分不足にだけは注意して「常温のスポーツドリンク」などしっかりと水分を摂らせるようにしてください。

最後に

ひと言に口内炎と言っても、原因や症状は様々です。お子様のお口の中をよく見てあげて、適切な対処をしてあげてください。

 

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