みなさんこんにちは、京王八王子駅前歯科の歯科医師酒井です。
歯が抜けてしまって入れ歯や差し歯が嫌なので、インプラントを考えているという方もいらっしゃるかと思います。
でも持病などがあってインプラントとかできるのかな?と不安に思っていてなかなかインプラントに踏み切れない方もいらっしゃいます。
そこで今回はインプラントができる人とできない人について詳しく解説していきます。
インプラントができない人は主に以下のような方になります。
1.血が止まりにくいといった持病を持っている人
血が止まりにくい病気や薬を服用されている方は、インプラント治療を受けるのがとても難しくなります。
絶対にできないというわけではありませんが、一般開業医でのインプラント治療はかなり難しいです。
というのも、インプラントは顎の骨にインプラントを打ち込むので、血が止まりにくい方の場合は、インプラントを埋め込んでも、抜けてしまったり、血がなかなか止まらないという可能性があるからです。
血が止まりにくい病気や薬を服用している方でどうしても、インプラント治療がしたいという場合は、歯科医に相談し、大学病院でインプラントを受ける方がいいでしょう。
2.歯科医院にきちんと通うことができない人
インプラント治療は、長い期間歯科医院に定期的に通う必要があります。歯科医院でインプラントを打ってもその後、被せ物を作ったり、しっかりとメインテナンスをしていかないと、いけません。
歯科医院では計画を立てて治療をしていきますので、歯科医院にきちんと通う時間が取れない人はインプラント治療を受けることはできません。
インプラント治療を受けるのであれば、しっかりと歯科医院に通いましょう。
3.歯磨きがしっかりとできない人
インプラントは、入れたあとも歯磨きがしっかりとできないと、長持ちしません。
長持ちしないだけでなく、炎症を引き起こす可能性もあります。しかも、歯茎の炎症は天然の歯よりも、進行スピードが早いです。
ですので、歯磨きをしないと、天然の歯よりも腫れてしまいます。
インプラントは一度入れたら一生もつ、というイメージが強いですが、歯磨きをサボってしまって歯茎が腫れてしまうと、天然の歯のように歯茎から出血してきたり、歯がグラグラしてきたりします。
ですから、インプラントを入れた後も、しっかりと歯磨きができる人でないとインプラントはできません。
インプラントはやはり、保険の差し歯や入れ歯よりもよく噛める治療です。
自分がインプラントができるのか、できないのか、一度、かかりつけの歯医者さんに相談してみましょう。