歯科麻酔を使った後、食事や飲み物はいつからOK?

みなさんこんにちは、京王八王子駅前歯科の歯科医師酒井です。

歯を削るときや、歯を抜くときには、歯科麻酔を使います。

麻酔をするとジーンと痺れて、食事がしにくくなりますが、食事や飲み物はいつからOKなのか?歯科麻酔後の注意点をご紹介します。

歯科麻酔の持続時間

歯科麻酔を行うと、痛みの神経を麻痺させます。同時に温度などの感覚の神経も鈍くなっていきます。

麻酔の量や体質にもよりますが、麻酔が切れるまでの時間はだいたい1時間程度です。

長い人であれば2時間くらい効いていることがあります。

ですが、歯茎がとても腫れていたり、麻酔の代謝がとてもいい人の場合ですと、麻酔がすぐに切れてしまうこともあります。

大抵の場合は、食事や、飲み物は、治療後、1時間であれば問題ありません。

麻酔で気をつけること

歯科麻酔で1番気をつけてほしい方がいます。

それは「お子さん」です。

子供も乳歯を抜歯するときに、歯科麻酔をよく使用します。子供の歯科麻酔もだいたい1時間程度で効果が切れてきます。

麻酔が切れるまでは、飲食は控えてもらうのですが、切れるまではおやつを食べることができないので、暇で、ほっぺたを噛んで遊ぶお子さんがたまにいらっしゃいます。

麻酔がよく効いているので、ほっぺたを噛んでも痛みを感じません

そのため、スーパーマンになったように、痛みを感じないのでガブガブ、ほっぺたを噛み続けます。ですが、麻酔が切れた瞬間、猛烈な痛みと腫れが生じます。

歯はしっかりと抜けたのに、ほっぺたが腫れて、次の日に慌てて受診されるご家族もいます。

歯科医院ではお子さんに麻酔したときは、特に、噛んでも痛くないので、ほっぺたを噛まないように注意していますが、しっかりと、保護者の方がお子さんに注意をしてあげましょう。

そして歯科麻酔でもう1つ知っておいてほしいことがあります。

それは「放置しすぎた状態では麻酔は効きづらい」ということです。

痛みを我慢して放置して、さらに痛くなってから受診される患者さんも非常に多いです。

歯茎がボンボンに腫れている状態では、麻酔が非常に効きにくいです。

というのも腫れている状態は酸性に傾いているため、麻酔の効果が発揮されにくい状態に陥っているからです。もう少し、症状が軽いときに受診していればここまで痛い思いをせずに治療を行うこともできたのに、と後悔する患者さんも非常に多いです。

痛みが少ない麻酔をするためにも、歯に違和感を感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。

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