顎関節症と姿勢の関係

こんにちは歯科医師の酒井です。

 

突然ですが質問です、あなたは正しい姿勢をキープしていますか?

鏡を見てみてください。猫背になっていませんか?

 

もし今、こちらのサイトをスマートフォンで検索しているのであれば、頭が前に出てストレートネックになっていたりしませんか。

現代人のほとんどが特にスマートフォンの普及以降、若い世代だけでなく幅広い世代で悪い姿勢になっています。

そんな姿勢を改善するのにカイロプラクティックや整体に通って改善している方もいるかと思いますが、実は姿勢と顎関節症は大きな関係があります。

もし今、顎関節症に悩んでいるのであればこれからご紹介する方法をぜひ実践してみてくださいね。

 

悪い姿勢代表、猫背ですが、顎関節やかみ合わせに非常に悪い影響を与えます。

猫背になると、肩が内側に入りこんで、前かがみになって、首が前にでてしまいます。

 

その結果、頭も前にでます。そうすると、視線を真っ直ぐにしようとして、顎を引きます。

そうすると、下顎も後ろに入り込んで、顎が開きにくくなります。

この猫背が習慣化してしまうと、顎関節症を引き起こしてしまうのです。

ストレートネックも同じ考え方です。スマートフォンを使用していると、顔が前に出て首がまっすぐになってしまいます。

ストレートネックは首の湾曲がなくなり、首への負担が大きくなることが言われていますが、かみ合わせにも悪影響を与えます。

猫背と同じように下顎が入り込んで口が開きにくくなってしまうのです。

さらに顎関節だけでなく、奥歯に強い負担がかかって、前歯方向に動く力がかかってくるので、前歯が昔はきれいにならんでいたのに、姿勢が悪いことによって、前歯がガタガタになってしまうといったことも起きることがあります。

ですから、姿勢を正しくキープすることはとても大切です。

しかし、姿勢だけの一方通行だけでなく、悪いかみ合わせも姿勢に対して悪影響を及ぼします。

例えば、むし歯を放置していると、嚙み合わせが低くなってしまいます。

嚙み合わせが平行になっていることで、体はバランスととっているので、右の奥歯がむし歯になって放置していると、右に顔が傾いてしまい、右足、右手に負担がかかるようになってしまいます。

このように歯にむし歯があったり、もともとの歯並びの影響で嚙み合わせが悪いと、目を粒ってあるいてみると、右が悪いのであれば右方向に傾いて歩いてしまい、まっすぐ歩けないといったことが起こります。普段は目をあけて歩いているので、視線で補正をかけていますが、その分、筋肉には負担がかかっているのです。

歯はこのように全身に姿勢という面でも大きな影響を与えているのです。

スポーツを頑張っている方や姿勢を正しくキープしたにのであれば、歯医者さんでのむし歯治療や噛みあわせ治療と受けるといいでしょう。

当院では、むし歯治療はもちろん、矯正治療も行っているので噛みあわせが気になるのであれば、気軽にご相談くださいね。

八王子噛み合わせ治療

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