みなさんこんにちは、京王八王子駅前歯科の歯科医師酒井です。
子供の歯は乳歯も生えたての永久歯もとてもむし歯になりやすいです。
そんな子供の歯の管理でぜひとも知っておきたいことをご紹介します。
子供の歯の管理で大切なことは「むし歯予防」です
近年、むし歯予防が進み、一人当たりが保有する虫歯の本数はなんと1本以下にまで減少しています。
平均でみると、むし歯にかかるお子さんが減少しているのですが、一方でむし歯だらけで全然、歯がないというお子さんもいます。
実は、むし歯が全くない子供と、むし歯だらけの子供と二極化しています。
子供の虫歯になる大きな違いは、食生活です
むし歯の多い子供の食生活をみてみると、ご飯や、おやつを食べる時間が一定していません。
例えば、規則正しい生活を送ってむし歯が全くない子どもは、朝7時に起きて、しっかりと朝ごはんを食べます。
3歳までのお子さんであれば10時におやつをたべて、12時にまたしっかりとお昼ご飯を食べます。そして15時におやつをたべて、17時に夕ご飯を食べて、歯磨きをして夜8時くらいには就寝します。
一方、むし歯の多い子どもの場合は、朝おきる時間も遅く、毎日、バラバラで、おやつもいつまでもダラダラと時間をかけて食べています。
そのため夕ご飯の時間になっても、お腹がいっぱいで、夕ご飯を食べる時間も、必然的に遅くなって、寝る時間も遅くなっています。
毎日規則的にしっかりと区切りをつけて食べることで、むし歯リスクを減少させることができます。
ですから、子どもの歯の管理でまず、大切なことは規則正しい生活を送ることが第一です。
毎食後の歯磨きが大切です。
乳歯や生えたての永久歯は、結晶構造が未熟なため、むし歯菌の発生させる酸にとても弱いです。ですが、フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯科医院での定期的なフッ素塗布を受けることで、未熟な歯の結晶にフッ素が入り込んでむし歯に強い歯の結晶へと変化させてくれます。
毎日の歯磨きでは、ブクブクうがいができるようになる3歳以上のお子さんであれば、フッ素入りの歯磨き粉を使ってむし歯予防をしましょう。
またブクブクうがいができないお子さんであれば、歯磨き粉を無理して使う必要はないですが、しっかりと毎食後の仕上げ磨きを行うようにしましょう。
定期的に歯科医院に予防で通うことで、しっかりと汚れをきれいにしてくれて、なおかつ正しい歯磨きのやり方を教えてくれます。
フッ素塗布を行うことで、歯も強くなります。
京王八王子駅前歯科では歯を強くする予防にも力をいれていますので、ぜひ、子供の歯の管理についてお気軽にご相談ください。