当院では、お子様用のDVD・テレビの設置をしています。
個室もありますので、親御さんの治療室への同伴も可能です。
また、お子様連れの親御さんの治療も可能ですので、お気軽にご来院ください。
小児歯科について
小児歯科における本来の目的は、お子様の口内環境管理と歯の適切な発育を促すことだと考えております。
歯の治療ではなく予防を行うこと。それが最も大事な役割です。
2歳から4歳ごろは虫歯になりやすい時期であり、歯の生え始めの頃は虫歯になりやすい環境で、危険な状態ともいえます。
特に乳歯は、お子様の発育期の成長と大きな関係があるだけではなく、生え変わりの永久歯にも影響を及ぼす上に、生涯に渡るお子様の健康を左右する場合もあります。
私たちは、みんな子供が大好き。お子様が怖がらず歯の治療や予防に一緒に取り組んでくれるよう、精一杯バックアップしたいと考えています。
お母さん・お父さんへお願い
当院でお子さんを治療するにあたっては、「なぜ歯の治療をするのか?」ということを説明してからお越しください。
「まだ小さいから説明してもわからないだろう」という発想は大人の一方的な考え方で、実は大人もこどもも変わらないのです。
「インフォームド・コンセント」という言葉があります。事前に説明を受けておくことで何が起こるかを予測することは、医療業界において今や十分理解されている内容ですが、それをお子さまにも実施して頂きたいと考えております。
例えば、説明を受けた2歳8ヶ月のこどもが泣きながらも手を動かさずに採血できたり、3歳のこどもが自ら進んで処置室に入って腕を差し出して点滴を受けたりといった事例があります。
周りからの声かけやサポートを受けながら、その子なりに壁を乗り越えようと努力しているのです。一方、泣きながら抑えられて処置を受けても、事前説明があった場合は終わった後に何事も無く遊び始めます。
- 上手にできた
- がんばった
- 最後にはなんとかできた
このような経験は親とこどもの間のみならず、私たちのような治療者とこどもの間に信頼関係を築き、こども達の自己肯定感や自立心を促すことにもつながります。繰り返し治療を行う場合は特に必要なことです。
当院では治療の際に行う説明を重視しております。お子さまでも同様です。
「さっきの治療は虫歯をやっつけるのに必要だったけど、よくがんばった!」「ちょっと歯にしみたけど強かったね!」「泣かずに今日はできたなんて偉い!」
こんな声かけを常に行い、お子さんとの信頼関係を育くむと同時に、お子さんの自立を促す対応をいたします。
治療が終わった際は私たち同様にお子さんに対して言葉をかけてください。
小児歯科の診療方法
カウンセリング
虫歯はお子様の生活習慣に深く関係しています。 普段の生活パターンからどんなものが好みかといった内容について保護者の方からお話しをお伺いいたします。
ブラッシング指導
正しいブラッシング方法をご案内します。一人一人が異なるように、お口の中の歯の形や歯並び、生活習慣などもお子様によりさまざまです。
お子様にとって適したブラッシング方法、また弱点はどの点で、そこをどういう風に補うかといった判断をし、個々のお子様に沿ったアドバイスをお話いたします。
実際に治療を行う前に治療用のイスに座る
大人ですら歯医者を怖がる方はたくさんいます。そんな状況ですから、当院に慣れていないお子様については治療用のイスに座るだけ、これはどんな機械でどういう風に使うかといった内容説明だけをお話するだけ、なんて場合もございます。
お子様の安心感を促すと同時に私達への不安感も払拭してから実際の治療を行います。
診察台についても配慮し、なるべくお子様の目線と一緒にしながら話しかけを行い診療をいたします。
フッ素で歯をコーティング
歯の表面にある層のエナメル質にフッ素がふれると、エナメル質の結晶が硬く強いものとなり、虫歯菌への抵抗性が高まります。また、虫歯になりかけの部分にはフッ素が取り込まれやすく、「再石灰化」と呼ばれる歯を修復する現象を促すため、虫歯の進行を抑える働きがあります。
「フッ素は本当に大丈夫なの」とお考えの親御様もいらっしゃるかと思いますが、治療用で使用するフッ素の質や量、それから使用した際の仕組みなどをご説明いたしますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
シーラントで虫歯予防
シーラントとは、フッ素入りのプラスチックで奥歯の溝を塞ぐ虫歯の予防方法です。
奥歯の溝は人それぞれが異なるように複雑な形をしているので歯ブラシの毛先が入りにくく、毎日きちんとブラッシングしても虫歯になる場合があります。
そこでシーラントを用い、奥歯の溝を塞ぐことによって食べカスなど虫歯菌が繁殖しやすい環境になるのを防ぎ、虫歯予防を行っています。特に毎日ブラッシングを行っても虫歯になりやすい幼児期には適した予防方法の一つで、自分の歯で長く食事を行うための手段の一つでもあります。安全性も高い口内環境管理としてご利用ください。
ムーシールド
ムーシールドとは、受け口(反対咬合)の治療に用いられるマウスピースです。
乳歯列期に口内にムーシールドを入れて舌や口の周りの筋肉のバランスを整え、綺麗に永久歯が生えるように矯正を行います。
4歳ぐらいから、受け口(反対咬合)の治療が始められ、永久歯が生える前のお子様に、就寝時にのみ使用していただきます。
固いものを入れると慣れない子がいるので、ソフトタイプのものもございます。
また、早期から治療も可能となっております。
価格帯も良心価格設定しています。
※仮にムーシールドが合わない方がいれば他の方法もご提案します。
小児用仮歯の治療について
費用についてはコチラでご確認ください
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