みなさんこんにちは、京王八王子駅前歯科の歯科医師酒井です。

セレックという治療をご存知ですか。セレックとは、いわゆるコンピューターによるセラミック治療のことです。
今までのセラミック治療とセレックは一体何が違うのか、詳しくご紹介して行きます。

通常のセラミック治療とセレックとの違い

そもそも従来のセラミック治療は、ベタベタする印象材を使って型をとって、その型を技工士さんに送って、一つ一つ手作りで歯を作っていました。そのため、セラミックの材料費だけでなく、ひとつひとつオーダーで制作するために、技術料がセラミック治療には加算されていました。

一方、セレックは、コンピューターのスキャナーで歯をスキャンし、そのままコンピューター上で設計、専用のミリングマシーンと呼ばれる機械で、被せ物を作り上げてしまうのです。

そのため今までよりも治療の負担も、治療時間も大幅に減少させることができます。

さらに、コンピューターが設計、そして、かぶせ物まで作ってくれるので、高い技術料などの費用がかからないため、従来のセラミック治療よりも、お得に治療を受けることができます。

セレックが使う材料は、もちろん、天然の歯の色から、より白い色まであります。見た目も、そしてその強度も、今までのセラミック治療と変わりがありません。

さらに、保険で行う銀歯の治療は、金属イオンがお口の中に溶け出してしまうため、金属アレルギーのリスクや、歯ぐきを変色させてしまう恐れもあります。

さらに、セラミック材料と比較して、プラークといった汚れが非常に付きやすいため、虫歯や歯周病になるリスクが上昇します。

セラミック材料であれば、アレルギーの心配や歯ぐきを変色させてしまう恐れもなく、なおかつ、汚れもつきにくいので、見た目だけでなく、お口の健康のためにも素晴らしい治療と言えます。

このコンピュター技術を駆使した、最先端の治療こそがセレックなのです。

今までのセラミック治療よりメリットが高い理由

セラミック治療を受けたいけど、どうしても値段や時間がかけられない、そんな人にこそ、セレック治療はオススメです。また、

今まで、歯科医院で型をとって気持ち悪くなっていた人もセレック治療であれば、専用のスキャンで歯に光を当てて行くだけなので、型とりの負担も軽減できます。（ただし、歯の本数などによって型取りが必要なケースもあります）

当院でもこのセレック治療を導入しておりますので、実際にどれくらいの時間でできるのか、また費用はどれくらいかかるのか、詳しく知りたい、という方はお気軽にご相談ください。