子どもの口元が気になる

口が開いたまま 前歯が出てきた 口角が下がるなど

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子どもの口元が気になる
口が開いたまま
前歯が出てきた
口角が下がるなど

小児MFTイメージ

成長期だからこそ、「歯並び」よりも「機能」を整えることが大切です。見た目以上に重要なのが、噛む・飲み込む・話す・鼻呼吸といった口の機能です。

これらが十分に育っていないと、矯正で歯を動かしても後戻りの原因になったり、顎や姿勢の成長に影響することがあります。当院では小児MFT(口腔筋機能療法)と小児用床矯正装置を組み合わせ、機能の育成を軸にサポートします。

お口の「クセ」を整えて、正しい発育と歯並びへ



こんなお悩みありませんか?

口がいつも開いている/上下のくちびるが軽く閉じられない
前歯が出てきた・噛み合わせが浅い・すき間が目立つ
食べこぼしが多い・飲み込みがぎこちない
発音が気になる(サ行・タ行など)/いびき・口呼吸が多い
姿勢が悪い・頬杖・うつぶせ寝のクセ

これらは見た目だけでなく、口の機能(噛む・飲み込む・話す・鼻呼吸)の発達と深く関係しています。



考えられる主な原因

口呼吸習慣(鼻づまり・アレルギー・姿勢崩れ)
舌位置の低さ/舌癖(前歯を押す・嚥下時舌が前へ)
やわらかい食事中心で咀嚼不足

頬杖・うつぶせ寝など顎の成長に影響するクセ
顎が小さく、永久歯の生えるスペース不足
乳歯のむし歯や早期喪失による噛み合わせの乱れ



受診の目安

口がいつも開いている
前歯で麺を噛み切れない/よく噛まずに飲み込む
滑舌が悪い(学校検診で指摘)
反対咬合(受け口)・出っ歯・開咬
むし歯や歯ぐきのトラブルが増えてきた

※ 早めの確認で、成長期だからできる予防が選びやすくなります。

当院でできること
― 評価とサポート ―

① むし歯・歯ぐきチェック

レーザーによる非接触診断(痛み・音なし/数値で進行度を確認)

② 口腔機能の評価

口呼吸・舌の位置/動き・飲み込み方・唇の力・咀嚼の様子
必要に応じて MFT(口腔筋機能療法) をご提案

小児 MFTのページ

③ 歯並び・顎の成長評価

顎の大きさと歯の大きさのバランス、噛み合わせチェック
反対咬合傾向には ムーシールド
スペース不足には「0歳(からの)矯正(床矯正)装置」で成長サポート

小児歯科のページ
小児矯正のページ


④ 食育・生活アドバイス

よく噛む献立、姿勢、鼻呼吸の練習
フッ素活用・仕上げ磨きのコツ

⑤ 予防処置

定期フッ素塗布(年3〜4回/高濃度フッ素)
シーラントなど年齢別予防



なぜ「機能」を整えるのか?

矯正で歯を動かしても、舌や唇の使い方が整っていないと後戻りの原因に。当院では MFT+小児用装置(ムーシールド・0歳(からの)矯正<床矯正>)を組み合わせ、成長期の力を活かして「閉じられる口」「正しい舌の位置」「噛んで飲み込める力」を育てます。

ご家庭で今日からできる4つの習慣

① 鼻呼吸を意識(鼻づまりは小児科・耳鼻科と連携)
② 噛む回数を増やす献立(根菜・繊維質・少し硬め)
③ 食事中の姿勢を整える(足が床につく椅子)
④ 睡眠環境の見直し(うつぶせ・口を塞がない寝具)



よくあるご質問

何歳から相談できますか?
MFTは保険内で対応可能。装置が必要な場合は別途ご案内します。
痛い処置はありますか?
評価とトレーニングが中心。装置は就寝時や自宅で使える取り外し式です。
学校や習い事と両立できますか?
生活スケジュールに合わせて進められます。



酒井院長インタビュー

子どもの口元は「見た目」
だけでなく「機能」のサイン

── 最近、子どもの口元の相談が増えていると聞きます。
はい、とても増えています。

「口が開いたまま」「前歯が出てきた」など見た目の変化で来院が増えていますが、まず確認するのは口の機能です。噛む力・飲み込む力・舌やくちびるの使い方・鼻呼吸の有無など、機能面のバランスが崩れると、歯並びや顔立ちにも影響します。

── 機能の低下は、なぜ起こるのでしょうか?
背景には食生活の変化があります。
やわらかい食事が増え、噛む回数が減り、舌や顎の筋肉が十分に使われなくなっています。
例えば、20歳なのに70歳相当の咀嚼力しかない若者もいるという報告もあります。
このような機能の低下は、顎の発達不足・歯並びの乱れ・姿勢の悪化・集中力の低下にもつながります。

── 口元が気になるとき、どんな対策ができますか?
当院では、MFT(口腔筋機能療法)と呼ばれるトレーニングを行います。
舌やくちびるの正しい位置・飲み込み方・鼻呼吸の習慣を身につけることで、機能面を整えていきます。
また、必要に応じて小児用の装置(ムーシールドや床矯正)を使い、成長の力を活かしながら歯並びを無理なく誘導します。
ポイントは、「歯並びを動かす」だけでなく、その状態を維持できる口の環境づくりを一緒に行うことです。

── 何歳から受診すべきでしょうか?
早ければ0歳からでも構いません。
歯が生えていなくても、飲み込み方や舌の動き、鼻呼吸の有無は確認できます。
むしろ、何もトラブルがないうちに歯科に慣れることが理想です。
最初から痛い経験をしてしまうと、歯医者=怖い場所という印象が残ってしまいますから。

── 機能訓練や矯正で、顔立ちまで変わることはありますか?
はい、あります。
正しい呼吸・舌の位置・噛み合わせが整うと、顎の成長や姿勢も良くなり、結果的に表情や顔つきにも変化が出ることがあります。
骨格と筋肉のバランスが整うことで、健康的で魅力的な印象になるケースも多いです。

── 保護者の方へメッセージをお願いします
「口元が気になる」というサインは、見た目だけでなく将来の健康のサインでもあります。
小児期のちょっとしたクセや生活習慣が、歯並びや姿勢、集中力、自己肯定感にまで影響します。
今は予防できる時代です。
「早く来すぎたかな?」くらいのタイミングがちょうどいい。まずはお気軽にご相談ください。

 

「口元が気になる」は、機能の発達サインを見逃さない合図です。

評価 → MFT・装置・生活習慣の三位一体でサポートします。
成長期だからこそ、無理なく・戻りにくい方向づけが可能です。

まずは怖くない受診体験から。
定期チェックとお口のトレーニングで
「閉じられる口」と健やかな発育を

酒井院長プロフィール

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