インプラント

インプラントとは歯がなくなった部分の骨に人工の歯根を埋め込み、歯の代わりをさせる治療を言います。

八王子のインプラント

インプラントは失った歯の代わりとなり、自分の歯とほとんど同じようにとてもよく食べ物を噛めるようになります。しかし、天然の(自分の)歯とは少し違う点もありますから、インプラントに関してご理解いただけるよう説明致しますので、納得し治療同意書に記名・捺印のうえ、治療を受けて下さい。また、ご不明な点は納得行くまで、担当歯科医師、衛生士、スタッフにご質問ください。

 

京王八王子駅前歯科のインプラント

米国Zimmer社製の【スプライン(Spline)】当院で使用するインプラントは、米国Zimmer社製の【スプライン(Spline)】というインプラントです。スプラインは、米国での使用実績が23年になり、日本でも18年使用されて、世界的にも高い評価を受けているインプラントです。

現在、インプラントは世界中で数十社のものが使われていますが、表面の材料で分けると2種類に分かれます。一つは、チタン製のもの。もう一つはチタンにハイドロオキシアパタイトをコーティングしたもので、【スプライン】は後者です。

ハイドロキシアパタイトとは、リン酸カルシウムでできた結晶体のことで、歯や骨を形成する物質そのものですから、人間の体内に対してとても親和性が高く、骨の中に入れると骨と結合する性質があります。一方、チタンは骨と親和性はあるものの、骨と結合するところまではいきません。ですから当院では、アパタイトをコーティングしたインプラントの方がすぐれていると考え、【スプライン】を採用しています。

 

インプラント手術方法

歯は、骨の中に歯根が埋まっていて、口の中には歯冠が顔を出しています。歯を抜くということは、骨の中からこの歯根を抜くということです。インプラントは、この骨に人工の歯根を埋めて、これを歯の土台としていろいろな装置をつくります。

インプラントの手術は、人工歯根を埋める手術【一次手術】と、その2~6ヶ月後にインプラントを粘膜から露出させて、歯冠の部分(仮歯)を作る【二次手術】の2回に分けて行われます。(この方法は2回法」と呼びます)

しかし、「1回法」と言って、すべてを1回の手術で済ませてしまい、2次手術をしなくてもよい方法もあります。骨の量が十分残っている症例では、1回法も可能です。

一次手術の手順

  • インプラントを埋入できるかどうか、レントゲン検査や血液検査で、身体の状態や骨の量・性質などを調べます。
  • 局所麻酔を行ったのち、歯肉を切開し骨を露出させます。この時点で、骨の状態によっては、やむをえず予定の本数または場所にインプラントができない場合がありますのでご了承ください。
  • 骨に、ドリルで直径3-4mm程度の穴を開けます。インプラントの長さは8mm―15mmまであります。長いインプラントほど、寿命も長い傾向があります。
  • 穴にインプラントを埋め、歯ぐきを戻した後、縫合します。
  • 手術時間は、通常2本で20-30分程度が目安です。
  • 恐怖心の強い方や、一度に多数のインプラントを埋入する場合などは、麻酔専門医による静脈内鎮静法(セデーション)により、半分眠った状態で楽に手術を受けていただくことも可能です。

手術後の注意点

  • 手術中はほとんど痛みがありませんので、安心して前夜はよくおやすみください。
  • 手術後は安静にしていただき、当日はお酒やお風呂はおやめください。
  • 薬は指定どおり飲んでください。鎮痛剤は痛くなければ飲む必要はありません。
  • 食事や歯ブラシは、3時間ほどで麻酔が切れた後に可能です。ただし手術した部位では、咬んだり歯ブラシを当てないでください。
  • 術後の出血が止まりにくい場合がありますが、問題ありません。気になるときは、清潔なガーゼをかんでいてください。(一晩中、出血が続いても、出血量は献血に行く程度ですから心配要りません)
  • 手術後は、歯ぐきや頬、あごの「腫れ」や、「皮下出血」が見られる場合がありますが、数日で消えますから心配ありません。
  • 縫合した糸は、約1週間後に取りますので、来院してください。
  • 一次手術後、インプラントが骨と完全に結合するまで上顎で2-6ヶ月、下顎で1.5-3ヶ月間程の期間が必要となります。
  • この間は、食事に不自由がないように義歯などにより調整を行います。
  • 下あごの臼歯部では、特に骨の少ない場合に、極めてまれですが、手術後に口唇の麻痺の残る場合があります。(.田中の手術では2000本に1本という頻度で、極めてまれにしか起こりませんが)。事前に歯科医師からよく説明を受けて下さい。
  • 静脈内鎮静法(セデーション)を行う場合は、手術後は車の運転はできません。

二次手術の手順 (1回法の場合は、2次手術は不要です)

  • 二次手術は、埋まっているインプラントボディの頭を粘膜から露出させ、口の中に上部構造(歯冠や義歯)を作るための支台装置(土台)を立てる手術です。
  • 手術そのものは局所麻酔で行い、きわめて簡単です。
  • 骨の状態が悪い場合には、ごくまれにインプラントが骨と結合せず、二次手術時にインプラントが脱落してしまうことがあります (その確率は、約200本に1本くらいで、ほとんど起こりません)。
  • 手術後は、支台装置ができ、仮歯が入るため、食べやすくなります。

上部構造(人工の歯や義歯)

上部構造(噛むところ)は大きく分けて、固定式タイプと、取り外しができる入れ歯タイプのものがあります。固定式タイプは、もとの自分の歯の(天然歯)と見た目やかむ力はほとんど変わらず、しかも取り外し式ではありませんから、このタイプがインプラント上部構造の基本です。しかし、固定式タイプは欠損歯数とほぼ同数に近いインプラント本数を必要としますから、多数の歯がない方には、多数のインプラントが必要になります。場合によっては、インプラント数を減らして、その上に取り外しの入れ歯をのせるタイプも可能です。どちらを選択するかは、担当医とよくご相談下さい。

メインテナンス(日常の手入れ)

  • 二次手術後は、インプラント上部が歯ぐきから顔を出しますから、日常のブラッシングを主とした手入れが大変重要です。
  • 例えば、歯や毛、つめなど身体から外部に出ているところは、その境目から常に感染の危険があるところです。特に歯は、口の中に多量の細菌がいるために常に感染の危険にさらされています。
  • 歯とはぐきのあいだの隙間(ポケット)から感染するのが、『歯槽膿漏(歯周炎)』です。
  • インプラントも、歯と全く同様に、細菌が感染し、『インプラント周囲炎』を起こすことがあります。インプラント周囲炎は放置しておくと、炎症が悪化し膿が出ることもあります。炎症がひどくなると、インプラントが動揺し、脱落してしまう、あるいは除去しなくてはならなくなることもあります。
  • しかし細菌を除去すれば、これらの炎症を防ぐことはできます。
  • したがって、インプラントを成功させ安全に長持ちさせるためには、患者さんの日常の歯磨き(ブラッシング) と定期健診が最も大切です。定期健診では、レントゲンを撮り、骨の吸収がないかをチェックします。
  • したがって、インプラントは、歯磨き(ブラッシング)ができない人、またはしたくない人には適しておりません。
  • 定期健診に応じられない方、一年以上も定期健診に来られない方については、当院は責任を負うことはできません。

インプラントの保証期間

○ インプラント (骨に埋め込まれた部分)の無償保証期間は5年で、一部有償保証期間は年です。それ以後は有償となります。

  • 上部構造(歯の部分)の保証期間は5年です。それ以後の修理には、実費が必要となります。

なお、以上の保証には、1年に1回~2回の定期健診が必須です。所定の定期健診にこられなかった場合は、上記の保証は受けられません

その他

  • 当院で治療したインプラントについては、必ず当院で治療を受けるようにして下さい。インプラントには多くの種類(世界で数十社)があり、それぞれに使う道具・器機が違いますので、通常他の歯科医院では対応はできない場合がほとんどです。
  • 転勤などがあり得る患者さんは、あらかじめ担当医とよくご相談下さい。
  • インプラント治療後、隠れていた顎関節症などの症状が顕在化する場合があります。
  • その他、ご質問がある場合は、担当医、スタッフに納得がいくまで遠慮なくご相談下さい。
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